学級レク
中学一年生の喜ぶ、学級内のレクリエーションについて。
早いもので12月が終わろうとしています。本校の終業式も無事に終わり、通知表の返却も完了しました。師走、という言葉の通りで怒涛の年末でした。
さて、今年最後の学級活動の時間に、レクリエーションを行いました。レクはなかなかできませんが、非常に良いものです。学級委員やレク係に仕切ってもらい、子どもたちでやりたいこととルールを決める。教員としても子どもが思いっきりの笑顔で楽しむ姿は幸せそのものですし、子どもに任せることで自立心も養え、人間関係も見えてきます。そして今回子どもが選んだレクは以下の三つ
- 記念写真
- 震源地
- 大根抜き
⬛︎記念写真
これはもちろん記念写真を撮る・・・ものではありません。ようするに"リアル間違い探し"です。全員でポーズを決め、鬼はそれを覚え、見張り役と一緒に廊下に出る。1分でクラス内では5箇所変更を加え、戻ってきた鬼は3分で変更点5つを言い当てる。というものです。うちの学級は40人もいるので、今回は鬼役は3人用意しました。変えた場所は
①カーテンを閉める
②黒板の日付を書き換える
③席順を1箇所だけ変える(服とメガネも変更)
④五郎丸ポーズをとっていた生徒の手元を変更
⑤連絡黒板の"終業式"の文字を"始業式"に変更
の5点です。最終的にバレたのは4箇所で、残った1箇所は意外にもカーテンでした。大きすぎる変更は盲点になったようです。
⬛︎震源地
鬼を一人決めて、かごめかごめのようなものを行います。鬼が1分間外に出ている間にリーダー(震源地)を決め、鬼を輪の中に入れる。全員で鬼の方を向き、視界に入った人(可能であれば震源地)の動きを真似ていく。鬼は3分間で誰が"行動の震源"なのかを当てなければならない、というものです。意外と震源がすぐバレてしまうことと、騒がしくなりすぎることが注意点でしょうか。
⬛︎大根抜き
大根役(当日は36人)は以下の図面のように腕を組んで寝っ転がります。
農家役(鬼)はひたすら強引に力技で大根を抜いていきます。5分間大根が全滅しなければ勝ちですが、抜かれた大根は鬼になってしまい、状況が簡単にひっくり返ってしまうことがよくあります。中学1年生なら男女交互に繋がせてもいいですが、3年生になると恥ずかしくてやらなくなるケースが多いです。非常に盛り上がりますが、怪我に注意。
そんなこんなで2学期も無事終わり、あとは部活動最終日を待って教員も冬季休業に入ります。