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みんなの学級新聞

日々の生活

中学校の給食時間は短い?長い?

 学校給食の時間はどれくらいか知っていますか?

 平成26年5月現在、公立中学校の給食実施率は96%、つまりほぼすべての公立中学校で給食の時間があると言うことです。料金は一月4,000円程度でしょうか。払わない家庭が多いと、その分を他人の給食費で負担しなければならないため量が減ったり食材が変わったりします。f:id:cocona_sensei:20161008193759p:plain

 学校給食の根拠は"学校給食法"です。「児童及び生徒の心身の健全な発達」や「児童及び生徒の食に関する正しい理解と適切な判断力を養う」ことなどを目的として、学校は給食を提供しています。

 ところで、公立中学校は、昼休みとしての45分間を4時間目と5時間目の間に設けています。労働基準法では、「労働者が8時間以上働く場合、45分の休憩を必ず入れる」としているため、それに準じた形になっています。

 では実際、この45分間はどのように使われるかを考えてみます。

  1. 準備
  2. 食事
  3. 昼休み

1. 準備(10分〜15分)

 移動教室や授業延長がない場合を前提として

 ・配膳当番(班で輪番制になることが多い)がエプロン等に着替える

 ・配膳室にワゴンを取りに行く

 ・盛付班6人と配膳班6人が協力し、給食や牛乳を配っていく

 ・40人分が揃い次第、給食委員が「いただきます」

 

2. 食事(15分)

  報道委員の流す音楽を聴いたり、クラスメイトとの会話を楽しみながらの食事。食育の観点から"残食ゼロ"という目標を掲げる学校も多い。

 この後の昼休みを多く取りたい場合、この時間内に全員で片付けをクラスがほとんど。

 

3. 昼休み(15分)

 思い思いの時間を各自が過ごす。5時間目が移動教室の場合は、休み時間中に移動したり着替えたりしなければならないためこの時間は削られる。

 

 このように、齢わずか13〜15歳の中学生は分刻みで自分の時間を過ごしています。そう、子どもはとっても忙しい!ですが、大人だってとっても忙しい!わけです。

 この夏休みにタニタ食堂に行く機会がありました。そこでは健康を考慮し、”食事は20分をかけて食べる”ことが推奨されており、各テーブルにタイマーが置いてありました。

 実際測って食べてみると、意外と長く感じます。早食いが習慣化してしまっている人は多いのではないでしょうか。特に一人暮らしの方は10分以内に食べきってしまうこともあると思います。20分は、長い。

 となると、給食での15分間の食事は、現代社会においては比較的適正なのではないでしょうか。

 

 ・・・そんなわけはありません。もっと食事の時間を増やしてあげるべきです。実際意見箱に届く子どもからの意見にも、そのような訴えもあります。

 しかしそれを実行してしまうと、カリキュラム上どこかにガタがきます。土曜授業を増やすか、始業を8時もしくは就業を16時30分にする必要がでてきます。

 昔と今の違いは、授業数の違いです。今の学校生活はゆとりがないんです。ギチギチに詰め込まれ、さらに部活動もあり、子どもは圧殺されています。

 ”ゆとり教育”という言葉がもてはやされた時期もありましたが、学習内容ではなく、時間的なゆとり教育の重要性が議論されるべきではないでしょうか。