教員のネームタグに潜むもの
いわゆる教員秘密道具を紹介。
これを忍ばせておくと仕事(急な生徒対応、採点や質問等)が捗ります。
①ジェットストリーム多色ペン
言うまでもなく非常に便利です。基本的には黒と赤を使いますが、一番減りが早いのはクラスカラーではないでしょうか。中学生までは体育祭などでクラス対抗やりますからね、クラスカラーがあるのです。生活記録ノートもクラスカラーのインクで記入します。また、この仕事をしていて気付くのが、子どもはよく担任のサインをもらいに来ることがあります。委員会の仕事が終わったときや、掃除が終わったときなど。そのようなときにぱっと使えるこのペンは重宝します。
ジェットストリーム 多機能ペン 4&1 MSXE5-1000 | JETSTREAM 多色・多機能ペン | 油性ボールペン | ボールペン | 商品情報 | 三菱鉛筆株式会社
②ソフトペン/プラチナ
通称"先生ペン" 昔はガンガン支給されたとのことですが、今はぺんてるのサインペンが支給されます。支給されるというと羽振りのよさそうな感じもしますが、ペンやリフィルを個人持ち出しにしてしまうと教員は破産してしまいます。定期テストや日常的な小テストに加え、国や県からの学力状況調査の採点までやらなければならないので、みるみるインクがなくなるんです。成績はデータで渡す...という効率化もできますが、子どもはやはり直感的な赤字のマルが好きみたいです。そしてこれはマルを描く時のインクの出が良く、さらにシャカシャカ気持ちの良い音もします。
余談ですが、仮に40人1クラスを5クラス担当するとして、50問のテストを出題した場合の◯×記入回数は1000回に及びます。ペンは大体1本は軽くなくなります。
③Beetle tip Dual colour / コクヨ
最近見つけたハイライターの使い勝手がものすごく良くて気に入っています。机間指導や質問の時の説明などで多用しています。1本で2色を使い分けられるのがgood。
④ゼムクリップ
ネームタグに挟むように1つ付けています。クリアファイルを忘れてしまった時などの急なプリント回収で大助かりです。
⑤小さい付箋
これも書類整理に大助かり。それだけではなく印刷室で大量に会議資料やプリントを印刷する際の目印にしておけます。ネームプレートの裏側にこっそり入る程度の大きさがベスト。2cm程度。
筆箱などに整理して入れておくのがいいんですが、立ち仕事なのでそれも難しい状況です。スーツの胸ポケットは検討しましたが、基本的に利き手はチョークで汚れているため難しい...そこでネームプレートの紐にぶら下げることが最適解だと感じました。特に夏場などのスーツを着ない環境では抜群の効果を発揮します。
教員業界はアナログな世界です。ますますの文房具の発展を期待します。