Bunker ring は iPad pro 9.7 inch のスタンドとして使えるか。
iPad pro を寝っ転がりながら、ゴロゴロ布団で使いたい。料理中クックパッドを見るために立てかけておきたい。いつでも両手を空けておきたい。スマートカバー等は使いたくない...。こんなお悩みをお持ちの方は少なくないはずです。
そしてこう思い至ったはず。
そうだ、バンカーリングがあるじゃないか!
と。
...ですが、iPadでバンカーリングは使えるかどうか、これがわかりません。iPhone 6plus などで大活躍しているこの商品、「iPadでも使える」というキャッチコピーは確かにあります。とはいえ「iPadでもiPhone同様にスタンドとして使える」とは書いていないのです。
バンカーリングは非常に便利です。iPhoneの裏側に取り付け、中指等を入れて操作中に後ろから支えることができます。さらにリングの角度を変えればスタンドになります。
落下防止という意味で後ろから支えるなら、もちろんiPadでも使えます。ですがiPadは基本的に両手で使うものなので、真価を発揮するのはiPhone(6plusサイズ)を片手で操作する時でしょう。
ただ、スタンドとして利用するならiPadはバンカーリングには大きすぎる気がします。
店員さんに聞いてみても、「わかりません」という回答が多いものです。もしかしたら"バンカーリングをiPadのスタンドとして利用する"という考え方は意外とニッチなものなのかもしれません...。
というわけで検証してみます。
ipad pro を購入しました。これで動画視聴や読書が捗ります。apple pencil も購入。smart keyboard は買いません。その用途であれば 12 inch Macbook の方が使用感は上です。重さもほぼ同じになってしまいます。
さて、問題のバンカーリングを早速装着してみます。
今回はスタンドにして立たせることが目的なので、端っこの方に寄せて取り付けます。まずはiPhoneと同じように、リングをiPadの向きと平行にしてから試します。ドキドキ。
ダメでした。ペタンと閉じてしまいます。逆向きにしても同じ結果でした。リングの向きが平行だと、自立できません。
というわけで向きをiPadと垂直に変更し、再チャレンジです。
ダメでした。バランスとしては最悪です。自立どころが、ゴロンと倒れてしまいます。基本的にリングの安定性というよりも、強度の問題です。
結論:バンカーリングはiPad用のスタンドとして機能しません。
とはいえ、それがわかったところでiPadをゴロゴロしながら使いたい気持ちは変わりません。そしていろいろなスタンドを探してみましたが、スタンドってなかなかに高価ですね...。しかも調節できないタイプのものが多くて...。
そんな中、美術室掃除を手伝っている時にふと閃きました。そうだ、イーゼルだ。小さいイーゼルが100円均一で売っていたはず。
実際に使ってみると、スタンドとして立派に機能します。もちろん後ろの部分をいじることで角度の調節も容易です。これがあればゴロゴロライフを送ることができそうです。
もちろん布団脇に立たせることも容易です。
まとめ
①iPad Pro 9.7inch ではバンカーリングはスタンドになりえない。
②スタンドは100均のイーゼルが丁度良い。
ご参考になれば。