みんなの学級新聞

日々の生活

中1の美術の授業を受けてみた【カッターの正しい使い方】

 そしてカッターナイフの使い方について、再発見がありました。

 

 先日、朝の会で"授業中の私語を控えましょう"という学級目標が定められました。つまり、私の担当クラスではメリハリが効かないという難点があるようです。実態を知り、今後の生徒指導に活かすために授業への潜入調査をすることにしました。※残業確定の瞬間です。

 参加したのは「美術」。本日から新しい単元ということで、刃物の使い方の授業を受けてきました。小学校から刃物を使った授業は行っていますが、中学生になってもカッターやハサミを正しく使えない生徒はいるものです。導入ということで、扱い方からの指導です。

 

授業を受けての新発見

  1. ハサミを持ち歩くときは刃の部分を握り、身体にくっつけて歩く。
  2. 定規とカッターを使って紙を切るときは、定規の太い面を使う。
  3. カッターの刃の切れない方で、アタリの線を引く。

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 昔、昔々、子どもの頃先生から教えてもらった気がしなくもないですが、以上の3点が個人的に衝撃を受けた新事実です。いつの間にか我流になっていたのですね。

 正直、授業を受ける前に教科担任から話を聞いた時は「本当に中学生にもなって1から刃物の使い方の説明が必要なのかな?」と疑問に思っていましたが、どうやら必要だったみたいです。私自身、しっかりと使えていませんでした。

 

 この授業では、簡単な飛び出す絵手紙を作りました。紙にカッターを入れ、山折り谷折りでビョーンと飛び出すアレです。細かい作業が得意な子、不得意な子がいます。5教科では目立たない子の中にも、このようなスキル教科でこそ輝く子がいます。日々の業務に追われる忙しい身ですが、生徒理解のためにもこのような機会は時折設けていきたいですね。

 

 ちなみに授業中の生徒達は、それはそれはメリハリの効いた素敵な授業態度でした。明日以降は授業の隙間をぬってこっそり覗きに行きます...。