iPhoneの速すぎるバッテリー消耗を改善したい!
バックグラウンドで動くアプリを何とかしようという記事です。iPhone初心者〜中級者で、フル充電したのに1日バッテリーがもたない!という方向けに書いています。
◯困った事例
・iPhoneを触ってないのに、バッテリーが減っている
・スリープ解除のたびに減っている気がする
・ゲームやTwitterなどのアプリを使っていると、余計にガンガン減っていく
・これから出かけるのに、バッテリーが保つか不安でたまらない...
はい、これらはかつての私です。大丈夫です、解決します。今から一緒に原因を突き止め、悪さをするものを食い止め、快適なiPhoneライフを取り戻しましょう。
※私の使用する環境は、iPhone6 plusでiOS9、キャリアはauです。
まずは原因を究明します。
【設定】→【バッテリー】→ バッテリーの使用状況(24時間以内)
ここでどんなアプリがどれくらいの割合で使われているかをチェックします。私の場合はWAONが31%(!)もの容量を喰っているのがわかります。これが今回、私のiPhoneに悪さをしている形になります。なのでこのアプリを終了させれば、だいぶ状況が改善されるわけです。
それでは早速アプリを終了させます。iPhoneのホーム画面で、ホームボタンをダブルクリックします。
ここでスワイプしながら対象のアプリを探し、上スワイプで終了させていけばいいのですが....あれ、WAONアプリがないぞ。念のため本当にバックグラウンドで更新されているかチェックしてみます。
あれ、WAONのバックグラウンド更新はオフになっている...?なんとアプリを立ち上げていないのに、31%もの容量を喰っているということになります(!)つまり、「悪さをするアプリの発見」→「終了」のプロセスが踏めないパターンです。原因はわかっているのに、対処ができない。これを改善しようというのが、この記事の本旨となります。
まず先ほどの画面を良く見ると、このように表示されていました。
バックグラウンドの「場所」です。どういうことかというと、アプリは立ち上がっていないのです。厳密に言うとこのアプリの、位置情報サービスが裏で動作しているのです。ようするに、位置情報サービスをオフにしてしまえば、バッテリーの異常消耗現象は改善されるのです。
原因と対処の方法がわかったので、改善させていきましょう。
【設定】→【プライバシー】→ 【位置情報サービス】
ここでアプリごとに、位置情報サービスのオンオフや細かな設定ができます。みつけました、WAONアプリは【常に許可】になっています。つまり、自分がどこにいるかを常に通信し続けていたわけです。これを【許可しない】もしくは【使用中のみ】に変更します。使っていないアプリが位置情報を送り続ける意味はないですからね。そして移動中にバッテリーがガンガン減る理由はこれだったわけですね。移動する=位置が変わり続けるからデータの多量送信が行われ、バッテリーが減りつづけたということになります。
◯まとめ
・原因となるアプリを【設定】→【バッテリー】で特定
・バックグラウンドのアプリを【ホームボタンWクリック】→【上スワイプ】で終了
・【設定】→【プライバシー】→ 【位置情報サービス】で不要な位置情報送信をオフ
これでバッテリーの異常な消耗=不要な消耗に対処できるようになります。お困りの方はお試しください。