中学生の考える男女の違い
学級の中での男女の協力の実態を自覚、および把握させ、男女の望ましい人間関係のあり方を理解させる。そして望ましい学級集団を作り上げるための活動の一環としてアンケートを行いました。その一部を紹介します。
Q.男子(女子)が「素晴らしい」と思えるのはどんな時?
<男子→女子>
・優しくて思いやりがある
・基本的に何事も丁寧
・ノートまとめが上手い、字がきれい
・手先が器用で、細かい作業が得意
・色々なことに真面目に取り組む
・わからないことを教えてくれる、手伝ってくれる
・客観的に冷静に見ることができる
・悩みを聞いてくれる
<女子→男子>
・積極的に取り組む
・誰にでもフレンドリー、協力的
・嫌なことでも結局は楽しみながら取り組む
・力が強い、声が大きい
・クラスを盛り上げてくれる
・クラスを引っ張ってくれる
・掃除の時に机を運んでくれる
などという意見が出ました。
13歳の男子は女子の優しさ・器用さ・客観性に良さを見出しており、
13歳の女子は男子の力強さ・前向きさ・協調性に良さを見出しているようです。
一方、今話題の大人女子は男性のどんなところに良さを見出すのでしょうか。
この記事によると、
- 忍耐力
- ユーモア
- 自信
- 情熱
- 誠実さ
- 神秘性
- 優しさ
が求められているようです。
これを今の子どもの求めるものに当てはめてみると
- 忍耐力
- ユーモア ・・・クラスを盛り上げてくれる
- 自信 ・・・力が強い、声が大きい。クラスを引っ張ってくれる。
- 情熱 ・・・積極的に取り組む
- 誠実さ
- 神秘性
- 優しさ ・・・掃除の時に机を運んでくれる
などと、少しずつ大人の女性に近づいている様子が見て取れます。
ところで、この男性を見る目とは先天的に備えているものなのでしょうか。
それとも社会的環境の中で培う後天的なものなのでしょうか。
もし後天的なものだとしたら、この記事を読む中学生は、上記を意識しつつ今後忍耐力と誠実さと神秘性をアピールできればモテるかもしれませんね。