みんなの学級新聞

日々の生活

教員同士の結婚式

企業勤めだった頃と比べ、冠婚葬祭に巻き込まれる機会が増えました。

特に結婚式に呼ばれる機会が増えました。

というのも20代の教員が増えてきているからです。

団塊の世代=60歳前後の教員が定年退職し始めているため、

どんどん若い世代が増えてきています。

若い世代が増えれば、それは結婚式に呼ばれることも増えますよね。

 

さて、先日同僚の結婚式がありました。

結婚式はいいものです。

式や披露宴に参加すると、それだけで幸せを分けてもらえた気分になります。

新婦側で参加しましたが、もちろん同僚ということで新婦は教員です。

そしてよくあることではありですが、新郎も教員です。

教員は拘束時間がありえないほど長いため、出会いの場が皆無なのです。

7時〜21時まで働き、土日も部活動で半日以上潰されます。

子どもと一緒に動いた午後は外に繰り出す元気もないものです。

なので、職場内での出会い、職場結婚が多くなるのです。

 

教員同士の結婚式ということで、通常のものと違う点を挙げてみます。

①BGMがステキ

音楽教員がピアノにスタンバイしています。

そしてお好みのJ-POPからクラシック、ジャズまでリクエストに応じてくれます。

さらに思い出の合唱コンクールの曲なども弾いてくれます。

 

②サプライズDVDが豊富

子どもたちからのプレゼントが豊富です。

特に現在担任している生徒や、かつて担当していた卒業生から、

プライズのDVDが届いたりします。

これはまさに教員ならではと言えるのではないでしょうか。

 

③ウェルカムボードが綺麗

美術教員や技術教員がステキなものを作ってくれることが多いです。

もしくは生徒と一緒に心温まる系のものを作ってくれます。

 

特に②は"特別活動"として非常によい教材になります。

結婚とは何か、どのような手続きが公的に必要なのかといった調べ学習や、

どのような言葉掛けやプレゼントが喜ばれるかといった道徳的学習も可能です。

さらに挙式や服装、美容院等の準備にかかる費用を調べるといった、総合的な学習も行えます。

まぁ、生徒のために式を挙げるわけではないんですけどね。

 

何はともあれ、結婚式は良いものです。

問題は新婚旅行に行く暇がないことくらいなもので...。

 

部活動を長期で休む(3連休とか!)とクレームが入ることも多いのです。

前途多難ですが、どんまいとしか言えませんね。どんまい。