みんなの学級新聞

日々の生活

校外学習ー下見

中学生時代の校外学習、どこに行きましたか?

 

校外学習は、教育課程上、"特別活動"に分類されています。

特別活動の目標は

望ましい集団活動を通して,心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図り,集団や社会の一員としてよりよい生活や人間関係を築こうとする自主的,実践的な態度を育てるとともに,人間としての生き方についての自覚を深め,自己を生かす能力を養う。

となります。

そこで今年のねらいは、

"班で活動計画を自由に練り、適切な集団行動を身につけ、責任ある行動を取る"

と定め、その活動の一環に大学見学を含めようかと企画しています。

 

そんなわけで今日は下見として大学を巡ってきました。

可能であれば、学生のキャンパスガイドボランティアを頼めないかと相談にも。

 

ところが、中学生の見学にツアーガイドはつけられないとの回答を頂きました。

確かに高校生のキャンパスツアーで忙しいとは思います。

しかし、中学生の案内にも力を入れていただければ幸いです。

「この大学に入りたい!」

という目標があり、そのための高校選びにもつながると思うんです。

さもないと、"良い"大学に入るための高校選びとなってしまいます。

"良い"="良い成績が必要な"に置き換えられてしまいます。

学歴至上主義や、成績にとらわれた、

"お勉強"に特化した"お受験"のための中学校生活になってしまいます。

 

もちろん中学校教員としてキャリア教育は行っています。

ただ、やはり"子どもが実際に目で見て感じた情報"以上の情報提供は不可能です。

子どもの長い人生のためにできるだけ早いうちから、

多くの選択肢をプレゼントしてあげたいと思っています。

 

そんなわけで、今日はよく歩きました。我ながらよく頑張った!

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